大学入学共通テストが15日から始まり、受験生らは各々の感染対策で臨みました。

 名古屋市千種区の名古屋大学では、去年に続き、新型コロナ対策で予備校の応援はなく、受験生らは足早に会場に入りました。

受験生:
「人が多いので、今日はアルコールを持ってきました」

別の受験生:
「今もう心臓バクバクなんですけど、頑張ってきたので今日も頑張れたらいいなと思います」

 会場では座席の間隔を空け、換気を徹底するなどし、コロナなどで体調不良の場合は、1月29日と30日に追試験が行われます。

 東京大学の会場で15日朝、受験生ら3人が刃物で襲われる事件がありましたが、名古屋大学では特にトラブルはないということです。

 志願者は去年より5千人ほど少ないおよそ53万人で、1日目は地理歴史などが実施されます。