三重県では18日、新たに222人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。感染がわかったのは、10歳未満から90代までの222人です。

 内訳は鈴鹿市44人、四日市市43人、津市32人、伊勢市25人などとなっていて、半数以上の感染経路が今のところ分かっていません。

 伊勢市でこれまでに学生ら13人に感染がわかっていた学生寮では、濃厚接触者として検査をうけた高校生と大学生の男性合わせて11人が新たに陽性と判明しました。

 この寮での感染者は24人になり、県は「共用の風呂場などで感染が広がった可能性がある」として18日になって新たに県内118例目のクラスターに認定しました。

 県は、この寮の高校生など47人の検査を引き続き進めています。

 また、鈴鹿市の70代から90代までの男女4人は同じ福祉施設の利用者で、すでに感染がわかっている女性職員1人の濃厚接触者として検査を受けて陽性が判明しました。

 この施設での感染者は5人になり、県はクラスターの認定も視野に接触状況を調べています。

 18日時点の入院患者は107人ですが、重症者はいません。病床使用率は23.4%に上がり、自宅療養の患者は前日から182人増えて1219人になりました。