愛知県では19日、過去最多となる2881人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。

 感染が確認されたのは2881人で、2021年8月27日の2346人を上回って過去最多となりました。内訳は名古屋市で1425人、豊田市で133人、岡崎市で126人、豊橋市で124人、一宮市で74人などとなっています。

 犬山市の小学校では19日までに児童ら16人の感染が確認され、県は新たなクラスターに認定しました。

 豊田市でも19日までに市内の大学で学生11人の感染が確認されたほか、保育施設で園児ら10人の感染が判明し、市はそれぞれ新たなクラスターに認定しました。

 19日は高齢の患者1人が亡くなったことも公表され、累計の死者数は1166人になりました。

「まん延防止等重点措置」の適用決定を受け、愛知県では1月21日から「GoToEatキャンペーンあいち」の新規申し込みの停止と、既に発行済みの食事券の利用自粛を求めました。

 大村知事は19日午後の会見で「さらに感染拡大が続けば医療体制がひっ迫し、社会経済活動の維持が困難になる」とし県民に対し不要不急の移動の自粛など感染防止対策の徹底を強く求めました。