噴火と津波で被害…トンガの支援で物資積んだ空自輸送機2機が小牧基地を出発 2リットル飲料水2500本
海底火山の大規模な噴火と津波の被害が出ているトンガを支援するため、物資を積んだ航空自衛隊の輸送機が20日夜、愛知県の小牧基地を出発しました。
トンガへの国際緊急援助活動のため、航空自衛隊小牧基地を出発したのはC−130輸送機2機で、20日午後10時ごろ相次いで離陸しました。
2機には支援物資として2リットルの飲料水のペットボトルが2500本積まれていて、まずはオーストラリアへ飛び、その後トンガへ向かうということです。
防衛省はトンガの支援に隊員およそ300人の派遣を決めていて、他にも輸送艦で火山灰を取り除くための高圧洗浄機などの緊急支援物資を送り届けることにしています。
海底火山の大規模な噴火が起きたトンガでは、広い範囲に火山灰が降り積もっているほか、津波の被害も確認されています。