コロナの影響で2年間帰国できず…娘の最期を看取りに来日したソロモン諸島の親子 ワクチン接種でき離日へ
新型コロナウイルスの影響で、帰国出来なくなっていたソロモン諸島の親子が、2年ぶりに故郷に帰れる事になり、24日滞在先の愛知県豊橋市役所へ報告に訪れました。
ソロモン諸島から来たイザベルさんとバナバスさん親子は2020年2月、豊橋市の男性と結婚した娘の最期を看取るために、来日しました。
しかし新型コロナの感染が拡大し、ソロモン諸島政府が、2回のワクチン接種を帰国の条件としたことから、帰れなくなっていました。
豊橋市は去年6月、キャンセル分を活用して2人にワクチンを接種しました。2人は24日、豊橋市長にソロモン諸島の貝で作ったネックレスなどを贈り感謝の気持ちを伝えました。
2人は26日の便で2年ぶりに故郷に帰る予定です。
バナバスさん:
「コロナが日本でもソロモンでも発生して大変だという理解はありますけれども、26日に帰れることを強く願ってますし、帰れる事を信じてます」