愛知県は26日、新型コロナに感染し自宅療養している患者が2万人を超えたと発表しました。第5波の療養者数を上回り、過去最多です。

 県によりますと新型コロナに感染し自宅療養している患者は25日時点で2万92人となり、第5波で過去最多だった2021年9月7日の1万9178人を上回りました。

 この状況を踏まえ、県は26日からこれまで全ての自宅療養者に毎日実施していた健康観察を、高齢者や基礎疾患を持つ患者などに限定する対応を始めました。

 ひっ迫する保健所の業務を重症化リスクの高い患者に重点化することを狙いとしていて、重症化リスクの低い患者に対しては、感染確認から10日間で計3回の健康観察に限定するということです。