三重県熊野市の花の窟神社、春の例大祭の一部の行事がコロナの影響で中止となりました。

 花の窟神社は、イザナミノミコトを祀る日本最古の神社と言われ、2日の例大祭には神社関係者らおよそ30人が参加しました。

 宮司が祝詞を奏上したあと、地元の小学生の巫女4人がご神体である高さ約45メートルの大岩の前で舞を奉納し、五穀豊穣を願いました。

 多くの観光客が参加する「お綱かけ神事」は、ご神体に結ばれた大綱に触るとご利益があるとされていますが、今年は新型コロナ対策で密を避けるため中止となりました。