名古屋市では2月2日、新たに2811人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。2日続けて過去最多の人数です。

 感染がわかったのは、10歳未満から100歳代までの2811人で、前日2月1日の2787人を24人上回り、2日続けて過去最多の人数です。

 2811人のうち軽症が2588人で約92%を占め、重症はゼロ、中等症が59人、無症状が163人です。

 年代別にみると10歳未満が351人、10代が335人20代が515人、30代が439人、40代が400人、50代が341人、60代が169人、70代以上が261人です。

 院内感染が広がりクラスターとなっている市内の病院では、新たに44人が陽性とわかり、入院患者や職員ら少なくともあわせて249人に感染が確認されています。

 また、新たに14の保育施設が臨時休園となっていて、市内ではあわせて117か所が休園し、およそ1万1400人の子供に影響が出ています。

 2月1日時点の入院者数は549人で、このうち重症の患者は6人、中等症が139人、軽症が404人です。病床使用率はおよそ77.5%、自宅療養者は1万4933人です。

 2日は2人が亡くなったことも発表されました。いずれも90代の女性で、このうち1人は自宅で倒れて病院に運ばれ、死亡が確認されたのちに検査で陽性がわかったということです。

 名古屋市の死者は487人となりました。