愛知県では2月3日、新たに5827人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 過去最多だった前日の2月2日に次ぐ人数で、内訳は名古屋市が2429人、岡崎市が406人、豊橋市が340人、一宮市が336人、豊田市が253人、春日井市が154人、豊川市が145人、小牧市が106人、西尾市が96人、稲沢市が95人、安城市が92人などとなっています。

 3日は名古屋市で9人、一宮市で1人など、あわせて11人が亡くなったことも発表されました。

 愛知県では2日にも8人が亡くなったことが発表されていますが、いずれの患者も基礎疾患があり、県は「コロナで肺炎症状を起こし亡くなったわけではない」と説明しています。

 2日時点の入院患者数は1171人、病床使用率は46.9%となっています。

 県は病床使用率が50%に達した場合、5段階ある病床フェーズ(フェーズ0〜2、緊急フェーズI〜II)を上から2番目の「緊急フェーズI」に引き上げる予定です。

「緊急フェーズI」になると感染症法に基づき、県が各病院に病床を確保するよう緊急で要請し、222床増やして1888床用意することになります。