三重県伊勢市の新型コロナワクチンの集団接種会場で、誤って生理食塩水が入った注射器で接種したことがわかりました。

 伊勢市によりますと、5日新型コロナワクチンの集団接種会場で、ワクチンを薄める生理食塩水が入った注射器を接種に使用しました。

 市内の高齢者施設では3回目のワクチン接種が行われていて、接種後に未使用の注射器が1本余っていたことに看護師が気付いたということです。

 別の注射器で接種を受けた可能性のある7人(50〜70代)のうち、2人に発熱の症状があるということで、市は、血液検査を行う予定です。

 一方、6日は愛知で4698人、岐阜で725人、三重で776人に感染が確認され、愛知で5人、三重で1人が亡くなりました。