「がん」の組織が熱に弱いという特性を利用した最新の医療機器が、岐阜県笠松町の病院に導入されました。

 笠松町の松波総合病院に導入されたのは、「アスクーフ8」というがんの治療機器で、42.5度以上の熱に弱いとされるがんの塊に電波を流し、ピンポイントで熱を加えることで治療する最新の医療機器です。

 この医療機器の導入は、岐阜県内では初めてだということです。

 頭と目を除いて、ほとんどの部位のがんに対して使うことができるということで、抗がん剤や放射線治療などと組み合わせることで、それぞれの治療効果を高めることが期待されているということです。