実用化に向け、自動運転車両の実証実験が始まりました。この秋、開業のジブリパークでも活用されるかもしれません。

 10日朝、リニモの公園西駅を出発したのはジャパンタクシー。ハンドルは自動で動いています。

 10日から愛知県長久手市で始まった自動運転車両の実証実験。今回はリニモの公園西駅から愛・地球博記念公園の西口まで、およそ1.5キロをつなぎます。

(リポート)
「住宅街の中を走っています。スピードは30キロほど出ていますが、とても快適です」

 およそ1.5キロの距離を、5分ほどで到着しました。実証実験は公園の中でも行われ…。

(リポート)
「公園内では、こちらのタブレット端末を使って自動運転の車を予約します」

 園内6か所ある停車場で予約でき、一番近いカートが迎えに来てくれます。乗車すると、道路状況に合わせて目的地まで最短ルートで走行してくれるということです。

 試乗した大村知事は…。

大村愛知県知事:
「ジブリパークは間で距離がありますので、そこを自動運転で乗っていただければ非常に便利じゃないかと。実用化がどんどん近づいていると実感しております」

 大村知事が目指すのは、自動運転車両の「ジブリパークでの活用」。実用化に向けて、開発が進んでいます。