ドラゴンズの沖縄キャンプは11日、新型コロナに感染した立浪監督が復帰し、初の紅白戦で若手が猛アピールしました。

 8日ぶりにキャンプに戻ってきた立浪監督。練習の冒頭、選手に挨拶し、復帰を報告しました。

立浪監督:
「自分が『コロナに気を付けろ』と言っていた中で、先陣を切ってコロナになったわけですから。その間に自主性を持ってコーチが少ない中で、しっかり練習はリモートで見てはいたんですけどやってくれていたので、非常に安心しました」

 午後からは、立浪監督就任後初の実戦となる紅白戦。初回、先頭バッターの根尾選手がツーベースヒット。レギュラー獲得へ幸先良いスタートを切ります。

 投手陣では、先発した2年目の高橋宏斗投手が、高橋周平選手から150キロのストレートで空振り三振、石川昂弥選手をセカンドゴロに打ち取るなど、2イニングをパーフェクトに抑え、開幕ローテーション入りへアピールしました。

高橋宏斗投手:
「キャンプ入ってから初めての実戦だったので、どうなるかちょっと不安があったんですけど、しっかりとストライクゾーンで勝負できたのは今後の自信になるかなと思います。ここから結果が全てだと思うので、何とかゼロでかえってきたいと思います」

 注目のドラフト2位ルーキー鵜飼選手は、3打数1安打。第2打席で実戦初ヒットとなるライト前ヒットを放ちました。