三重県では12日、新たに603人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 感染がわかったのは、10歳未満から100歳代までのあわせて603人で、内訳は津市が113人、四日市市が104人、鈴鹿市が55人、桑名市が51人、松阪市が43人、伊勢市が42人、名張市が34人などとなっています。

 12日は新たに2つの老人ホームでクラスターが認定されました。

 これまでに感染者が確認されていた県内の特別養護老人ホームでは、検査の結果、職員18人と入所者ら44人のあわせて62人が陽性とわかったということです。

 また、別の老人ホームでは職員11人と入所者ら35人のあわせて46人に感染が確認されました。いずれの施設でもすべての対象者への検査は終わっているということです。

 12日は80代と90代の男性2人が亡くなったことも発表されました。このうち80代の男性は自宅から救急搬送され、病院で死亡が確認されたのちに新型コロナの感染が判明したということです。

 三重県の12日時点の病床使用率は49.8%、重症者は3人です。