愛知県では14日、新たに4420人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 月曜日に発表された人数としては過去最多で、内訳は名古屋市が758人、西尾市が456人、豊橋市が267人、岡崎市が225人、春日井市が194人、豊田市が191人、小牧市が153人、豊川市が151人、一宮市が150人、稲沢市が103人などとなっています。

 14日は腎臓病の基礎疾患があった清須市の80代男性など、高齢者13人が亡くなったことも発表されました。

 病床使用率は13日時点で7割を超え、県は5段階ある病床フェーズ(フェーズ0〜2・緊急フェーズ1〜2)を上から2番目の「緊急フェーズ1」に引き上げました。

 新型コロナ患者を受け入れている医療機関にさらなる病床確保を要請し、222床増やして1888床を確保する方針です。

 重症者病床の使用率は2割ほどにとどまっているため、増床を求めません。

 愛知県など13都県では、2月14日から3月6日まで「まん延防止等重点措置」が延長されます。

 大村知事は会見で、1月21から2月13日まで実施していたまん延防止措置について「効果はあったと思うがそれでも感染拡大が止まっていない」との見解を示しました。その上で「次なる延長となるまん延防止措置の3週間で劇的に感染者を減らして、通常の医療・経済活動を1日も早く取り戻していきたい」と述べました。