愛知県では15日、新たに6662人の新型コロナへの感染が確認されました。また28人が亡くなったことも発表され、新規感染者数、死者数共に過去最多の人数です。

 感染が確認されたのは、10歳未満から100歳以上までの6662人です。1日の新規感染者数は2月11日の6639人を上回り、過去最多の人数です。

 名古屋市が1983人、西尾市が421人、岡崎市が352人、一宮市が329人、安城市が283人、刈谷市が215人、豊田市が200人、豊橋市が194人、碧南市が192人、東海市が169人、稲沢市が158人、知立市が135人、あま市が117人、春日井市が109人、小牧市が103人などとなっていて、県所管分が3604人で過去最多の人数です。

 県の担当者は、陽性と判定された人に聞き取りをする保健所の態勢を強化したことで発表数が増加したと分析しています。

 15日の死者数は28人と過去最多となりました。年齢が公表されている死者はいずれも高齢者です。

 14日には13人が亡くなっていて、大村知事は「ほとんどが高齢で基礎疾患が重症化して亡くなっている」として、高齢者施設のスクリーニング検査やワクチン接種に力を入れる考えを示しました。