三重県では16日、新たに882人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。2月3日の1013人に次いで過去2番目の人数です。

 感染がわかったのは、津市や四日市市などに住む10歳未満から100歳代までの882人です。

 内訳は津市が199人、四日市市が128人、松阪市が85人、桑名市が81人、鈴鹿市が76人、伊勢市が35人などとなっています。

 4割近くの感染経路が今のところ、わかっていません。

 16日は、70代から90代の男女6人が14日から15日にかけて亡くなったことも発表されました。

 70代の男性は、別の病気が悪化し、自宅から病院に救急搬送されましたが14日に亡くなり、その後の検査で陽性が判明しましたが、県は死因は「新型コロナが直接的な原因ではない」と説明しています。

 他の5人はすでに感染が判明していて、入院先の病院で亡くなりました。

 県によりますと亡くなった6人のうち、死因が新型コロナだったのは2人だということです。

 三重県の16日時点の入院患者は前日から4人減って305人で、病床使用率は57.1%に下がっています。重症者は5人で変わっていません。

 自宅療養者数は、前日から354人増えて5669人になりました。