岐阜県では16日、新たに984人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。

 感染がわかったのは、岐阜市や各務原市などに住む0歳児から100歳以上の984人です。13日から4日続けて、1週間前の人数を上回っています。

 新たなクラスターも5つ公表され、養老町の病院では同じ病棟の入院患者17人と医療従事者12人のあわせて29人の感染がわかっています。

 土岐市の病院でも入院患者など8人の感染がわかり、クラスターとなっていて、同じ病棟の患者や職員あわせて89人の検査が進められています。

 このほかにも恵那市の高齢者福祉施設で11人、大垣市の高齢者福祉施設で8人、関市の特別支援学校で22人の感染がわかり、クラスターとして公表されています。

 16日は、入院していた大垣市の90代男性と岐阜市の80代男性が亡くなったことも発表されました。

 2人はいずれも基礎疾患があり、ワクチンは2回接種済みだったということです。県内で新型コロナに感染し亡くなったのは、累計で248人になりました。

 岐阜県内の病床使用率は15日時点で55.6%、重症者は8人です。