ロシア軍のウクライナへの侵攻で、東海3県の企業にも影響が出ています。

 愛知県安城市に本社がある大手電動工具メーカーの「マキタ」は、首都キエフにある販売子会社を24日から営業を停止に。

 マキタは売上のおよそ半分を欧州で占めていますが、ウクライナに駐在する日本人はおらず被害は出ていないそうです。

 トヨタ自動車は、ウクライナの販売会社37店舗を24日から営業停止としています。またロシアのサンクトペテルブルクに完成工場があり、現時点では通常通り稼働していますが、今後の経済制裁によっては、部品などが届かず影響が出る可能性もあります。

 生活に身近な電気については、中部電力によりますと「現時点で電気供給に支障はない」としています。火力発電を管理するJERAによりますと「ロシアから輸入される液化天然ガスは全体の1割未満」ということで、発電には直接的な影響はないということです。