ドラゴンズの沖縄キャンプは25日、最終日を迎え、シート打撃では新戦力の岩崎翔と、石森大誠の両投手が、好調をアピールしました。

 25日は、新戦力の投手陣がシート打撃で登板。まずマウンドに立ったのは、FAした又吉克樹投手の人的補償でソフトバンクから入団した中継ぎ・岩崎翔投手(32)。

 高橋周平選手をゴロに抑えると、その後も打たせて取るピッチングで3回を投げ1安打に抑えます。

岩崎投手:
「僕が思い描いている、イメージするものとはまだ全然遠いので、バッターに反応とかボールの感じを聞いて、色々試していきたいなと思います」

 続いては、ドラフト3位ルーキー石森大誠投手(24)。石川選手をゴロに抑えると、続く根尾選手は空振り三振。

 そして、ドラフト2位鵜飼選手とのルーキー対決。ネット裏には大島選手や福留選手など主力打者が集まり、石森選手の投球に興味津々。そんな大先輩を前に、6打席を1安打2奪三振と調子の良さをアピールしました。

石森投手:
「少し緊張もあったんですけど、ここが自分の最初の見せる場として良い球も何球かあったんで、これからもそういう球を増やしていかないといけないかなと思いました」

 そして、およそ1か月のキャンプを終えた後、立浪監督からはこんな言葉が…。

立浪監督:
「雨が多かった中で、実戦が出来なかったことはあるが順調にこれたんじゃないかなと思います。石川であったり新しく入った鵜飼であったり、非常に楽しみな選手が沢山いますので、これから実戦でどんどん使っていこうかなとは思っています」

 立浪監督は、今回のキャンプのMVPは根尾選手だと話しました。朝6時半から練習に取り組んだ努力を評価したようです。

 キャンプを終えたドラゴンズは26日からオープン戦。北谷球場でタイガースと戦います。