北京五輪で、日本女子・最年少でメダルを獲得した現役高校生の村瀬心椛選手。28日、在校している岐阜の高校に凱旋し、同級生の祝福を受けました。

 28日、岐阜県本巣市の岐阜第一高校に凱旋した、村瀬心椛選手(17)。北京五輪では、スノーボード女子ビッグエアで冬季オリンピック女子史上最年少で銅メダルを獲得。

 凱旋した高校ではクラスメイトなどおよそ650人に出迎えられ、感謝を述べました。

村瀬選手:
「先生や友達、家族に応援をしていただいて、この大舞台でメダルをとれてすごく嬉しいです。本当に皆さん、応援ありがとうございました」

 そんな村瀬選手、帰国する前の会見では…。

村瀬選手:
「隔離(期間)あけたら学校に行くと思うので、その時にはこのメダルを持ってみんなにかけてあげたりとかしたいなって思います」

 こう話していましたが、28日は…。

教師:
「握手・ハイタッチ禁止ね」

友達:
「おめでとー!」

 新型コロナの影響で、メダルをかけるどころかハイタッチすら禁止。しかし、クラスメイトとの久々の再会に、村瀬選手もすっかり高校生の表情に。

村瀬選手:
「(メダルかけたらダメらしいので)教室に行ってクラスのみんなに恩返しとして、メダルを触らせてあげたいな」

 北京五輪で見事、銅メダルを獲得した村瀬選手。応援してくれた在校生にメッセージを送りました。

村瀬選手:
「皆さんも自分の大きな夢や叶えたい夢があると思います。皆さんが頑張っていることは報われると思うので、皆さんも夢に向かって頑張って下さい」