愛知県では3月1日、新たに4635人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 内訳は名古屋市が1467人、岡崎市が254人、安城市が254人、豊田市が218人、刈谷市が183人、一宮市が157人、東海市が129人、春日井市が128人、碧南市が118人、豊橋市が109人などとなっています。

 1日は新たに5つのクラスターが確認されていて、4つは高齢者施設、1つは医療機関です。県内で3月1日時点で発生しているクラスターはあわせて52あり、内訳は、高齢者施設・障害者施設が最も多く34件、次いで医療機関が14件、保育施設・学校は4件となっています。

 1日はいずれも基礎疾患があった豊田市の60代から70代の男女3人や、岡崎市の70代の男性など、県内であわせて15人が亡くなったことも発表されました。

 大村知事は会見で、火曜日の新規感染者数が2週前の2月15日と1週前の2月22日で1876人減っていたのに比べ、2月22日と3月1日では150人の減少にとどまっていることや、病床使用率も2月28日時点で65.5%と高い水準であることを指摘しました。

 その上で、国に対して2日午前中にも、6日が期限となっている「まん延防止等重点措置」の延長を正式に要請する方針を示しました。