三重県では3月2日、新たに665人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 感染がわかったのは、10歳未満から90代までの665人で、津市が117人、四日市市が110人、鈴鹿市が110人、松阪市が76人、桑名市が50人、伊勢市が37人などとなっていて、5割近くの感染経路が今のところ分かっていません。

 2日は入院していた90代の男女4人が亡くなったことも発表されました。いずれも基礎疾患があったということです。

 このうち、90代の男性は2月21日に亡くなっていましたが、公表が遅れた理由について、県は「医療機関から連絡を受けていたが、県庁内での情報共有が遅れた」と説明しています。

 2月の死者は71人となり、1か月あたりの死者数としては過去最多です。

 三重県の2日時点の入院患者は前日から11人減って224人になり、病床使用率は41.9%に下がっています。

 重症患者は前日から2人増えて7人になりました。自宅療養者数は前日から176人増えて4707人です。