愛知県では4日、新たに4305人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 1週間前の金曜日より118人多く、内訳は名古屋市が1094人、あま市が215人、豊田市が189人、岡崎市が184人、豊橋市が149人、安城市が143人、刈谷市が133人、西尾市が129人、弥富市が119人、春日井市が117人、一宮市が113人などとなっています。

 4日は東浦町の60代の男性や、狭心症の基礎疾患があった清須市の90代の男性など、13人が亡くなったことも発表されました。

 前日の3日には27人の死亡が発表されていますが、県によりますと、このうち9割ほどが70代以上だということです。

 3日時点で重症者数は52人ですが、このうち、およそ7割にあたる36人は70代以上で、50代は7人、60代は5人、30代が2人、40代と20代はそれぞれ1人ずつです。

 また、県は、2月の高齢者施設における感染状況について発表しました。

 県によりますと、2月は1129施設で利用者・職員あわせて5475人に感染が確認され、2022年1月の645施設1961人を大きく上回って過去最多となりました。

 このうち、利用者・職員あわせて10人以上に感染が判明したのは138施設だったと
いうことです。

 愛知県では4日も、弥富市や犬山市、田原市の高齢者施設でそれぞれクラスターの発生が確認されています。