三重県では8日、新たに459人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。また2人が亡くなったことも発表されています。

 感染がわかったのは、10歳未満から90代までの459人で、四日市市が121人、鈴鹿市が80人、松阪市が57人、津市が52人、桑名市が41人などとなっていて、4割以上の感染経路が今のところわかっていません。

 また、3月4日までに公表された20代から30代の男性患者6人は、2月22日に県内の企業の社員寮での送別会に参加していたことから、県はこの食事会の感染者の集団を141例目のクラスターとしました。

 食事会でのクラスターは2021年6月以来、発生していなかったということで、県は「食事での会話の際にマスクをしておらず、感染が広がった可能性がある」として、マスク会食の徹底を改めて呼びかけています。

 8日は、入院していた60代と70代の男性2人が7日に亡くなったことも発表されました。いずれも、新型コロナが死因とみられ、基礎疾患があったということです。

 三重県の8日時点の入院患者は前日から1人減って204人で、病床使用率は38.2%に下がっています。重症者は1人が亡くなったため、8人に減りました。

 自宅療養者数は前日から272人減って4123人です。