ホテルの客室で火災が発生した想定で、愛知県蒲郡市の温泉地で消防訓練が行われました。

 西浦温泉のホテルで行われた訓練は、客室から火の手が上がった想定で実施。従業員が消火栓からホースを伸ばし、初期消火の手順を確認しました。

 また、初期消火で火の勢いが収まらなかった場合を想定し、宿泊客にだけでなく従業員同士も声をかけあいながら避難誘導を実践しました。

 訓練に立ち会った蒲郡市消防本部の職員は、「新型コロナの感染対策で宿泊客との会話は最小限にしていると思うが、避難経路の確認などは丁寧に説明してほしい」と話していました。