まん延防止等重点措置が解除されて初の週末を迎える三重県の観光地では、「お客が増えた」との声が聞かれ、ようやく活気が戻り始めています。

 まん延防止解除後初の週末を迎えた伊勢神宮の内宮周辺では、12日家族連れやグループなどで賑わう様子が見られました。

 おはらい町通りも県内外からの観光客らが買い物を楽しむ姿が見られ、久しぶりに活気が戻っていました。

店の人:
「まん延防止が解除されてお客さまが増えてきたので、希望が見えてきました」

人力車の車夫:
「不安はもちろんあるんですけど、今まで通り感染対策を徹底して、その上で遊びに来ていただければありがたい」

 東海3県では12日、新型コロナウイルスへの感染者は合わせて4536人と発表され、先週の土曜と比べ863人少なくなっています。

 また3県であわせて15人の死亡も発表され、このうち三重県の20代の患者は別の死因で死亡が確認されたあと、新型コロナへの感染が判明したということです。