パリ五輪の代表を決める選考会の出場をかけた名古屋ウィメンズマラソン。岐阜県出身の安藤友香選手が、日本人トップの3位に入り、出場権を獲得しました。

 午前9時10分にスタートした名古屋ウィメンズマラソン。注目は、地元・岐阜県出身で東京五輪1万メートルに出場した安藤友香選手。外国人選手らとともに先頭集団でレースを引っ張ります。

 レース序盤の6キロ付近、ケニアのチェプンゲティッチ選手が飛び出し独走状態に。安藤選手は諦めずに最後まで粘りの走りを見せます。

 そして安藤選手は2時間22分22秒でゴールし、日本人トップの3位に入り、パリ五輪代表選考レースMGCの出場権を獲得しました。

安藤選手:
「強い選手についていくことができなくて悔しい。自分のやり切る走りをしっかりやろうと思って最後まで粘れた。この舞台を糧に、パリオリンピックではマラソンでメダル目指して頑張りたい」

 優勝はケニアのチェプンゲティッチ選手、5位には初マラソンに挑んだ大学4年の鈴木優花選手が入り、日本学生新記録をマークしました。