政府は愛知・岐阜を含む17都道府県でのまん延防止等重点措置を、3月21日の期限で解除とする方向です。愛知と岐阜の直近の病床使用率の推移です。

 まず愛知県は、3月1日時点では60%を超えていました。しかし、その後は徐々に下がり7日以降は下降傾向が続きます。14日時点で52.2%と50%に近づいています。

 岐阜県は1日時点で43.4%、そこから多少の上下はあったものの、8日以降は40%を下回る水準で推移しています。

 新規感染者数にも減少傾向がみられる中、愛知県の大村知事はこうした入院状況も見て、まん延防止の解除を適切に判断していきたいとしています。