三重県では15日、新たに417人が型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 1週間前の8日から42人減り、県は「穏やかな減少傾向が続いている」としています。

 感染がわかったのは、10歳未満から90代までの417人で、鈴鹿市が80人、松阪市が73人、四日市市が67人、津市が36人、桑名市29人がなどとなっていて、4割以上の感染経路が今のところわかっていません。

 また、県のゲノム解析の結果、2月24日から3月3日に公表された感染者100人のうち、10歳未満から50代までの3人が、通常のオミクロン株よりも感染力が強いとされる”BA.2”だったと発表されました。

 3人のうち、50代女性は感染経路が特定できておらず、市中感染とみられるということです。県内の”BA.2”の感染者はこれで10人になりました。

 三重県の15日時点の入院患者は前日から28人減って129人で、病床使用率は24.2%に下がっています。重症者は1人減って7人になりました。自宅療養者数は、前日から84人減って3807人です。