名古屋市では16日、新たに1321人に新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

 感染がわかったのは10歳未満から90代までの1321人で、1週前の9日の1396人からわずかに減りました。

 このうち重症はゼロ、中等症は25人、軽症は1269人、無症状は27人です。

 年齢別にみると10歳未満が282人と最も多く、10代が212人、20代が176人、30代が205人、40代が198人、50代が123人、60代が48人、70代以上が77人です。

 市の担当者は10歳未満の感染拡大が続いている要因について、「調査が進んでおらず分からない」としていますが、10代については「受験シーズンが終わり感染予防に緩みが見られる」と話しました。

 16日は医療機関に入院していた高齢者2人の死亡も発表されました。名古屋市での死者はあわせて719人となりました。

 15日時点の入院者数は303人で、このうち重症の患者が17人、中等症以下は286人です。自宅療養者は7092人になりました。