岐阜県では16日、新たに499人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。また、1人が亡くなったと発表されました。

 感染がわかったのは、岐阜市や大垣市などに住む0歳児から90代までの499人です。

 新たなクラスターも3件公表され、多治見市の高齢者福祉施設では入所者25人と職員6人などあわせて33人の感染がわかっています。

 入所者の1人が通っているデイサービスでも、ほかの利用者と職員1人ずつに感染が確認されていて、追加で12人への検査が進められています。

 関市の幼稚園では園児15人と職員3人などあわせて35人、郡上市の保育園では園児15人と保育士2人などあわせて26人の感染がわかり、いずれもクラスターとなっています。

 岐阜市は、感染がわかり入院していた市内の50代男性が亡くなったと発表しました。男性は基礎疾患があり、ワクチンの接種はしていなかったということです。

 県内で亡くなった人は累計で301人になりました。

 岐阜県の病床使用率は15日時点で37.2%、重症者は5人です。