三重県では17日、新たに516人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 新規感染者数は1週間前の3月10日の621人から105人減っていることなどから、県は「減少傾向が続いている」としています。

 感染がわかったのは、10歳未満から80代までの516人で、鈴鹿市が90人、松阪市が74人、四日市市が73人、津市が67人、桑名市が61人などとなっていて、4割以上の感染経路が今のところわかっていません。亡くなった方はいませんでした。

 また、既に感染が公表された10代から90代までの患者9人が、同じ高齢者入所施設の職員と入所者ということで、県は「トイレや入浴の介助などで感染が広がった可能性がある」として、新たに県内143例目のクラスターとしました。

 高齢者施設でのクラスターの発生は、まん延防止等重点措置の適用期間中だった2月22日以来、23日ぶりです。

 三重県の17日時点の入院患者は、前日から8人増えて139人になり、病床使用率は26.0%に上がっています。重症者は1人減って7人になりました。

 自宅療養者数は、前日から28人増えて3877人です。