愛知県では23日、新たに3158人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 1週間前の3月16日は3761人で603人減り、19日続けて1週前の人数を下回っています。

 市町村別では、名古屋市で1117人、岡崎市で171人、一宮市で146人、春日井市で123人、豊田市で116人、刈谷市で110人、安城市で105人、豊橋市で72人などとなっています。

 23日は入院していた高齢者ら6人が亡くなったことも発表され、県内の死者数は累計で1924人となりました。

 新たなクラスターの公表はありませんでした。

 3月15日から21日までの1週間で、県が感染者275人にゲノム解析を実施した結果、15.3%にあたる42人に、通常のオミクロン株より感染力が強いとされる「BA.2」の感染が確認されたことがわかりました。

 県の解析で検出された「BA.2」の割合は、3月1日からの1週間では1.2%、8日からの1週間では5.6%となっていて、大村知事は「これ以上増えるとリバウンドの可能性も高まってくる」と警戒しています。

 22日時点で県内の入院患者数は783人、病床使用率は41.5%となっています。