岐阜県では23日、新たに603人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。また、2人が亡くなったことも発表されました。

 感染がわかったのは、岐阜市や大垣市などに住む0歳から90代までの603人です。

 新たなクラスターも6件公表され、可児市の幼稚園では園児16人と園児の同居家族20人のあわせて36人に感染がわかっています。この園では、園児など52人への検査が終わっているということです。

 このほか神戸町や恵那市、岐南町の保育施設でもそれぞれクラスターが発生したことが発表されています。

 美濃加茂市の有料老人ホームでは、入所者3人と職員3人に感染がわかり、関係者59人への検査が進められています。

 23日は入院していた養老町の70代女性と、可児市の80代男性が亡くなったとことも発表されました。2人はいずれも基礎疾患があり、可児市の男性はワクチンを2回接種していたということです。

 県内で亡くなった人は累計で308人になりました。病床使用率は22日時点で28.2%、重症者は3人です。