新型コロナの軽症患者などを受け入れる宿泊療養施設が、新たに愛知県知立市のビジネスホテルに開設されました。

 この施設は、安城市の別の宿泊療養施設の利用が終了したことを受けて開設されたもので、最大で158室を利用することができます。

 施設では、愛知県内の宿泊療養施設で初めてタブレット端末を使い、入所者への説明や手続きを行う仕組みがとられています。

 新規の感染者数が減少傾向となる中、新たな施設を開設した理由について、県の担当者は「今後の感染状況は不透明で、現状の体制を縮小するのは時期尚早と判断した」としています。

 愛知県内の宿泊療養施設の数は9施設で、計約2200部屋を確保しています。