愛知県では30日、新たに3277人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。7日続けて1週間前の同じ曜日を上回っています。

 市町村別の内訳は、名古屋市が1216人、豊田市が185人、岡崎市が155人、一宮市が140人、春日井市が119人、豊橋市が89人、西尾市と小牧市がそれぞれ81人、大府市と東海市がそれぞれ69人、江南市が67人、瀬戸市が60人などとなっています。

 慢性腎臓病や糖尿病などの基礎疾患があった豊明市の70代の女性など、高齢者6人が亡くなったことも発表されました。

 また、県によりますと、3月22日から28日までの1週間で県内の新規感染者をゲノム解析したところ、14.6%が感染力が強いオミクロン株の「BA.2」だったということです。

 8日から14日の週は5.6%だったのに対し、15日から21日の週は15.3%と増加していました。22日から28日の週は横ばいとなりましたが、大村知事は「感染力が強く危険」として、引き続き警戒するよう呼びかけています。