国が「積極的な接種の呼びかけ」を再開する子宮頸がんワクチンについて、名古屋市は接種券の発送を前に、4月1日から電話相談窓口を設置します。

 子宮頸がんワクチンは、子宮頸がんの主な原因となるHPV=ヒトパピローマウイルスの感染を防ぐことができるワクチンです。

 しかし、接種後に体の広い範囲で痛みが出るなどの症状が相次いで報告されたため、国は2013年6月以降、『積極的な接種の呼びかけ』を控えてきましたが、「安全性が確認された」として4月から再開します。

 これを受け、名古屋市は4月1日から電話相談窓口を設置し、子宮頸がんワクチンへの疑問や副反応の相談に応じます。

 市は4月中に、公費で接種を受けられる対象者に接種券などを郵送することにしています。