三重県では31日、新たに571人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。24日は557人で、8日続けて1週間前を上回っています。

 感染がわかったのは、10歳未満から90代までの571人で、津市が110人、四日市市が108人、鈴鹿市が76人、桑名市が66人などとなっていて、半数以上の感染経路が今のところわかっていません。

 県によりますと、20代以下の感染者が54%とおよそ5割を占めていて、若い世代での感染が広がっているということです。

 3月に公表された県内の新規感染者数は31日で1万4628人となり、2月の1万8677人から4049人減りました。

 また、死者数は3月が21人で、2月の71人から50人減りました。1か月の県内の死亡者数としては、過去5番目の人数です。

 31日時点の入院患者は前日から5人減って139人で、病床使用率は26.5%に下がっています。重症者は6人で変わっていません。

 自宅療養者数は前日から280人増えて3736人です。