岐阜県では4月1日、新たに523人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。また、2人が亡くなったことも発表されています。

 新たに感染がわかったのは、岐阜市や大垣市などに住む0歳から90代までの523人で、2日続けて1週間前の新規感染者数を上回りました。

 新たなクラスターも3件公表され、北方町の保育園では園児16人と保育士2人、園児の家族12人のあわせて30人に感染がわかっています。2つのクラスから感染者が確認されていて、すでに関係者21人の検査が終わっているということです。

 このほか、恵那市の高齢者福祉施設で8人、可児市の高齢者福祉施設でも6人に感染がわかり、クラスターとして公表されています。

 4月1日は白川町の80代男性と大垣市の80代女性が亡くなったことも発表されました。白川町の男性は入院中に、大垣市の女性は自宅で具合が悪くなり病院に救急搬送されてから、感染していることがわかったということです。

 2人はいずれも基礎疾患があり、ワクチンは接種していたということです。県内で亡くなった人は累計で314人になりました。

 岐阜県内の病床使用率は3月31日時点で20.7%、重症者は1人です。