三重県では5日、新たに491人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。1週前の3月29日を109人上回りました。

 感染がわかったのは10歳未満から80代までの491人で、鈴鹿市118人、四日市市113人、津市49人、松阪市43人、桑名市40人などとなっていて、およそ半数の感染経路がわかっていません。

 感染者491人のうち29歳以下の若年層の感染者が252人で、全体の51.3%を占めています。

 252人の内訳としては、10歳未満が76人、10代が76人、20代が100人で、前日から78人増えています。

 県は若年層への感染増加について、「学生が春休み期間中に友人と会う機会が増えたり、新学期を控え、県外への往来を伴う移動が増えたことなどが影響している」とみています。

 三重県の5日時点の入院患者数は前日から20人減って119人になり、病床使用率は24.1%に下がりました。重症者は前日と変わらず4人です。

 自宅療養者は前日から203人減って、4151人になりました。