愛知県では8日、新たに2853人が新型コロナウイルスに感染したことがわかり、1週間前の4月1日を164人上回りました。

 新規感染者の市町村別の内訳は、名古屋市で1203人、一宮市で178人、豊田市で159人、岡崎市で125人、春日井市で115人、豊橋市で103人、小牧市で61人、豊川市で56人、西尾市で52人などとなっています。

 また名古屋市、豊田市、幸田町で高齢者合わせて4人が亡くなったことが公表され、県内の死者数は累計で1986人となりました。

 県内の入院患者数は418人で病床使用率は24.5%、自宅療養者数は1万7761人となっています。

 感染状況を踏まえて、愛知県の大村知事は8日の会見で、県内旅行の費用を補助する『県民割』について「この状況ではそう簡単にスタートできない」と話し、再開には感染者数のさらなる減少が必要という認識を示しました。