建設工事が進むリニア中央新幹線で13日、名古屋駅の「東工区」の現場が初めて公開されました。

 公開されたのは2016年から本格的に工事が始まった「リニア名古屋駅」の最も東側およそ180メートルの東工区です。

 現場ではこの場所に建っていたオフィスの地下部分の撤去のほか、地中に本格的な壁を作るための準備工が進んでいます。

 リニア中央新幹線については名古屋で工事が進む一方、静岡県がトンネル工事に伴う大井川の水量の減少を懸念していることから静岡では着工しておらず、当初2027年としていた開業の目処は立っていません。