三重県では15日、新たに631人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。2日続けて1週間前の人数を下回っています。

 感染がわかったのは、10歳未満から90代までの631人です。

 内訳は津市が154人、四日市市が139人、鈴鹿市が73人、松阪市が67人、伊勢市が33人などとなっていて、半数の感染経路が今のところわかっていません。

 年齢別では10代が18.5%と最も多く、40代以下が感染者全体の8割を占めていて、県は「この1週間で見ても、同じような傾向が続いていて、小さい子どもがいるような家庭での感染が多くみられる」としています。

 15日は、別の疾患で入院した後に感染が判明していた80代男性が、14日に亡くなったと発表されました。死因は新型コロナではないということです。

 三重県の15日時点の入院患者は前日から13人減り120人で、病床使用率は病床が11床増えたこともあり、23.8%に下がっています。

 重症者は1人で変わっていません。自宅療養者数は39人増えて5323人です。