接種率が伸び悩んでいる20代・30代の新型コロナワクチンの3回目接種について、愛知県の大村知事は、当面は50%を目指して接種を加速させる考えを示しました。

大村愛知県知事:
「できましたらワクチンの効果が効いてくるには、年代別にして(接種率)50%ぐらいはいってほしい。当面50%は目指したい」

 大村知事は18日朝の会見でこのように述べ、3回目接種が低調な20代・30代といった若い世代の接種率を、当面は50%を目指して進めていく考えを示しました。

 愛知県の3回目接種率は4月14日の時点で、65歳以上の高齢者は80%を上回っている一方、大村知事によると20代・30代はともに30%程にとどまっています。

 愛知県では、6か所ある大規模接種会場で予約なしでの接種を受け付けるなどして、積極的な接種を呼びかけています。