世界的な半導体不足に伴い、トヨタ自動車は5月の世界生産台数を当初の計画から10万台減らし、一部の国内工場で稼動を停止すると発表しました。

 トヨタは5月の世界生産台数について、当初仕入れ先に伝えていた台数よりもおよそ10万台少ない75万台ほどになると発表しました。

 新型コロナウイルスの感染拡大などにより半導体の供給が滞っていることが原因だということです。

 この減産に伴い、国内14工場28ラインのうち豊田市の高岡工場など9工場10ラインで、5月9日以降に最大6日間にわたって稼動を停止するということです。

 また、5月から7月までのひと月あたりの世界生産台数は平均で80万台を見込んでいるということです。