失われた美しい故郷…「今ウクライナが必要としているのはお金」避難者が大学で戦争の悲惨さ語る
愛知県に避難してきたウクライナ人の親子が大府市の大学で21日、戦争の悲惨を学生に語りました。
ボイコ・ロザリアさん(67)と娘のアナスタシアさん(35)の故郷は首都・キーウの西にあるジトーミルで、激しい攻撃を受けた場所です。
授業では、侵攻で失われた美しい故郷の風景が紹介されました。そして、避難してきた2人が学生に伝えたことは…。
ボイコ・アナスタシア:
「今まで日本が手伝ってくれたことに感謝しています。大府市からサポートしてもらいました。今ウクライナが必要としているのはお金。募金とかできれば、お手伝いしてもらいたい」
授業を聞いた学生:
「金銭的な支援だったり、(ウクライナの人たちが)『挨拶をしてほしい』とか。積極的にそういうのに携われたらいいなと思います」