三重県では21日、新たに537人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。中高一貫の私立中学校と高校では新たに35人に感染がわかり、20日の感染者も合わせて99人の感染が確認されました。

 感染がわかったのは10歳未満から90代までの537人です。

 内訳は四日市市が115人、津市が106人、鈴鹿市が57人、松阪市が45人などとなっていて、20代以下が全体の52.7%を占めています。

 県内の中高一貫の私立中学校と高校では21日、新たに生徒34人と教職員1人が感染していたことがわかりました。

 20日に県内で感染者として発表された637人のうち、43人がこの学校の関係者とされていましたが、21日、64人に修正されました。これでこの学校に関連する感染者は99人となり、県はこの学校の感染者の集団を今後、クラスターとする方針です。

 21日は亡くなった人やクラスターの発表はありませんでした。

 三重県の21日時点の入院患者数は、前日から11人増えて112人になり、病床使用率は22.2%となっています。重症者は9日ぶりにゼロとなりました。

 自宅療養者は、前日から21人減って4623人になりました。