三重県では22日、新たに492人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。9日続けて1週間前の人数を下回っています。

 感染がわかったのは、10歳未満から90代までの492人です。

 内訳は四日市市が103人、津市が74人、鈴鹿市が68人、松阪市が43人、桑名市が31人などとなっていて、半数近くの感染経路が今のところわかっていません。

 伊賀市の10代と20代の女性2人は、同じ学校法人が経営する中学や高校の生徒と教職員で、この学校では18日以降感染判明が相次いでいて、感染者はこれで101人になりました。

 県は学校の寮などでクラスターが発生した可能性が高いとみていて、クラスターの発生場所や人数などを確認しています。

 22日は新規感染者数が1週間前と比較して139人減っていて、県は「新年度の人の動きが落ち着いたこともあり、減少傾向が続いているのではないか」としています。

 三重県の22日時点の入院患者は前日から7人減って105人で、病床使用率は20.8%に下がっています。重症者はいません。

 自宅療養者数は前日から146人減って4546人です。