愛知県蒲郡市のテーマパーク「ラグナシア」で水上バイクが客席に突っ込んだ事故で、ことし2月まで出演者らが操縦に必要な免許を持っていなかったことがわかりました。

 4月23日、「ラグナシア」で起きた事故では、ショーの最中に水上バイクが客席に突っ込み、女性(37)と中学生の娘(13)の親子2人が軽傷を負いました。

 ラグナシアを経営するラグーナテンボスによりますと、事故を起こした男性(24)を含む出演者8人が、ショーを開始した去年10月からおよそ4カ月間にわたり、水上バイクの免許を持っていなかったということです。

 遊園地などは、国土交通省が「免許なし」で操縦できる水域に指定しますが、ラグナシアは対象外で、当初イベントの企画会社が「免許は必要ない」との見解を示したものの、ラグーナテンボスが必要と判断し、ことし2月までに全員に取得させていました。

※画像は視聴者撮影